名刺は売り込みカードです。(基本は)
名刺交換が日本の習慣になっているとは言え、
もらう側は、圧迫感や不安を少なからず持っています。
配る側の心理としては、
①もし必要なら、自分の商品、サービスを買ってほしい。
②気の合いそうな人なら、つながっておきたい。
という感じじゃないでしょうか。
塾とか、勉強会なら②が強い場合もあるかと思います。
だからこそ、
相手の意識を少しでも向けてもらうために
「この名刺、他とちょっと違うな・・・」
と感じてもらうことが必要になります。
違うというのは、
ジャバラ折の名刺にするとか、
派手な色使いをするという、
奇抜ということではなく、
明確な意図を持った名刺を用意しておきませんか。
ということです。
表いっぱいを働いているところの写真にして、
仕事内容だけでも伝えようとか、
会社名(店名)、肩書きよりも
自分が何屋なのか、とにかく目立つように一番大きくしたり、
(相手の一番知りたいことですから)
似顔絵を使って、まずは場の空気感を変えてみたり、
みたいなことです。
で、できれば
裏面に写真を使って、
実績や人柄を少しでも伝えられたらなと
私は思います。
写真であれば、人は反射的に見てしまいますし、
文章ほど負担がなく、
伝えられる情報も多いからです。
配る側の心理をわかっていれば、
反応が薄くてもあまり落ち込む必要はないのではないでしょうか。
みんな自分のことを伝えたくて
必死にがんばっているのですから。
おたがいさまだと思うのです。